秀丸メール設定メモ

アホみたいにカスタマイズ可能でかつ超強力な秀丸メールですが、カスタマイズしないと使いづらいという難点も持ち合わせています。
ちょっと使ってみて、使い辛い!と投げ出してしまうにはモッタイナイ秀丸メール。。
Becky!使いの人向けのおすすめ設定をまとめました。

検索結果上でのダブルクリック=「本体側で選択」とする。

[ 全般的な設定 | 上級者向け | その他 ]
→「検索結果上でのダブルクリック=「本体側で選択」とする」をチェック。

未読一覧を表示する。

検索で未読一覧を出せば良いだけではあるものの、毎回そんな条件設定するのは面倒すぎる。
というわけで、Ctrl+1で未読一覧が出るように、マクロ定義する。

設定方法

以下のファイルをマクロフォルダに作成する。
惰性で取っているMLなど、未読一覧に出したくないフォルダは、最後の行のexcludeで指定する。

//
//C:\Program Files\Hidemaru\macro\メール:検索一覧-未読.mac
//
loaddll "TKInfo.dll";
if(!result) goto NotTurukame;
if(!dllfunc("IsTuruKame")){
NotTurukame:
	message "このマクロは鶴亀専用です";
	endmacro;
}
if(!dllfunc("IsTuruKameMain")){
	if(!dllfunc("SetMainWndTop")){
		message "このマクロは鶴亀メール本体ウィンドウがないと\n実行できません.";
		endmacro;
	}
}
#n = dllfunc("SetFindPack", "flag=unread, subfolder=0, inmail=2");
$Acc = dllfuncstr("CurrentAccount");
#n = dllfunc("StartDoGrep", $Acc, "受信+送信済み+ユーザー,exclude=user@mail.domain.com\\受信\\迷惑メール,user@mail.domain.com\\User\\惰性ML");

マクロ登録する。
マクロ1に登録することで、Ctrl+1で未読一覧が表示される。

[ マクロ | マクロ登録 | 秀丸メール本体側 ]
→マクロ1を、「タイトル:検索一覧-未読、ファイル名:メール:検索一覧-未読.mac」とする。

検索一覧を使いやすくする

Google風検索マクロを使用する。秀丸メール標準の検索はやたらめったら使いにくいので、このマクロは必須。Ctrl+Gなどに紐付けて検索すると超便利。
以下のように使う。

単に本文全文検索するとき Ctrl+G → 「キーワード」とする。
差出人も指定するとき Ctrl+G → 「キーワード from:foobar」とすると、foobarという文字列を含むメールアドレスから来たメールからキーワードを検索可能。

入手はこちら。
エラー 404


[ マクロ登録 | 秀丸メール本体側 | 13〜24 ]
で、マクロ13に「タイトル:Google風検索」として設定。

[ 設定 | キー割り当て ]
で、マクロ13:Google風検索にCtrl+Gを設定する。

マクロ類設定のための基礎知識

マクロは一般的に以下のフォルダに配置する。

C:\Program Files\Hidemaru\macro

アイコンの変更

これはまぁお好みですが。。
標準アイコンはダサすぎるので、何らか変えた方が良いでしょう。

Thunderbird風アイコンは↓です。
http://gertrud.jp/soft/thunderhmm.html

変更方法

[ 設定 | 全般的な設定 | 基本 ]

メールソート方法を変更する。

普段のメールは古い順に並んでいて欲しい。
検索したメールは、新しい順に並んでいて欲しい。

変更方法

[ 設定 | 全般的な設定 | メール一覧 | 詳細 ]
→「フォルダ毎のメール一覧のソート方法」を「受信フォルダ配下/ユーザーフォルダは共通、その他は個別」にする。

受信メールと作成メールでのエディタ設定を変える。

作成メールでは全角空白を表示して、受信メールでは全角空白は非表示にしたい。

変更方法

[ 設定 | 全般的な設定 | メール表示 ]
→「受信系メールと送信系メールとで別々に設定する」をチェック。


[ 設定 | 全般的な設定 | メール表示 | 送信系メール ]
→「自動インデント」と「全角空白もインデント」をチェック。


[ 設定 | 全般的な設定 | メール表示 | 送信系メール | 記号類の表示とカラー ]
→「メール末尾」と「タブ文字」と「全角空白」をチェックする。


[ 設定 | 全般的な設定 | メール表示 | 受信系メール | 記号類の表示とカラー ]
→「メール末尾」と「タブ文字」と「全角空白」はチェックしない。


[ 設定 | 全般的な設定 | メール表示 | 詳細(表示関係) ]
→「送信済みメールは受信メール用の設定で表示する」にチェック。
→ さらに、「(簡略表示ヘッダの設定も)」をチェック。

ToDo管理のためにメモ欄を活用する。

メールのメモ欄に「要××」とメモしておいて、ToDo管理をしやすくする設定。
メールのメモ欄を編集するには、メールを選択している状態で、Alt+Enterを押下。

設定方法

1.一覧でメモ欄を表示するようにする。

[ 設定 | 全般的な設定 | メール一覧 ]
→特定ヘッダの内容に「X-Memo:」を指定する。

2.「要××」というメモのついたメール一覧を簡単表示するように設定する。
以下のファイルをマクロフォルダに作成する。
惰性で取っているMLなど、一覧に出したくないフォルダは、最後の行のexcludeで指定する。

//
//C:\Program Files\Hidemaru\macro\メール:検索一覧-要××.mac
//
loaddll "TKInfo.dll";
if(!result) goto NotTurukame;
if(!dllfunc("IsTuruKame")){
NotTurukame:
	message "このマクロは鶴亀専用です";
	endmacro;
}
if(!dllfunc("IsTuruKameMain")){
	if(!dllfunc("SetMainWndTop")){
		message "このマクロは鶴亀メール本体ウィンドウがないと\n実行できません.";
		endmacro;
	}
}
#n = dllfunc("SetFindPack", "(\"\", target=memo), subfolder=0, inmail=2");
$Acc = dllfuncstr("CurrentAccount");
#n = dllfunc("StartDoGrep", $Acc, "受信+送信済み+ユーザー,user@mail.domain.com\\受信\\迷惑メール,user@mail.domain.com\\User\\惰性ML");

3.マクロ登録する。
マクロ2に登録することで、Ctrl+2で未読一覧が表示される。

[ マクロ | マクロ登録 | 秀丸メール本体側 ]
→マクロ2を、「タイトル:検索一覧-未読、ファイル名:メール:検索一覧-要××.mac」とする。

署名と返信テンプレートを付ける

なかなか分かりづらかったのでメモ。
署名には電話番号付けて下さいね。。

[ 設定 | アカウント毎の設定 | テンプレート/署名 ]
を開く。

「テンプレート/署名の編集」ボタンを押下して、「テンプレート/署名の設定」ダイアログを開く。
「返信メール用」にテンプレートを追加(Ins押下)して、内容は「$c$(QuoteRootBody)」あたりにする。
「署名」に新規署名を追加(Ins押下)して、署名を作成する。

「閉じる」ボタンを押下して、「テンプレート/署名の設定」ダイアログを閉じる。
「返信メール用」を新規で作成したテンプレートに、「署名」を作成した署名に設定する。

メール表示枠をBecky!風にする。

「枠のタイトルバー」をBecky!風にする。ただし、Becky!のように、枠に出ているFromやToなどのメールアドレスをテキスト選択することができないのが困る。

なお、FromやToなどの選択をしたいときは、メールのヘッダ表示を切り替える。Becky!では「ヘッダ」タブをクリックだが、秀丸メールでは、「h」を押すことでヘッダ表示が切り替わる。基本的には簡略表示にしておいて、必要に応じて詳細にするのがオススメ。

変更方法

[ 設定 | 全般的な設定 | ウィンドウ | 枠のタイトルバー ]
→「Becky!スタイル」にする。
→ 詳細として、「メール内容枠にのみ付ける(2行分)」とする。

タイトルバーに現在のフォルダを表示する。

変更方法

[ 全般的な設定 | 上級者向け | その他 ]
→「タイトルバーに現在のフォルダを表示する」をチェック。

フォントを変更する。

フォントフェチとしては、可能な限りメイリオを使いたい。

変更方法

[ 設定 | 全般的な設定 | ウィンドウ ]
「フォルダ枠のフォント」と「メール一覧のフォント」をメイリオにする。